Foghat(1)


Foghatのほぼ全アルバムが紙ジャケで再発されているので、自他共に認める日本一のフォガットファンとしては黙っちゃいられない(笑

これまであちこち書きなぐって来たFoghat情報をひとまとめにします。

さて、 1970年代のBeasvilleレーベルの財政面を一人で背負っていたのは、Beasvilleレーベルからはちょっと連想しづらい、英国ブルーズ界出身のFoghatでした。
英国よりも米国の、それもどちらかというと東海岸から南部にかけて人気があったようですが、日本ではほとんど売れなかったと思いますが、「子供バンド」みたいにかなり影響を受けたバンドもありました(実際、うじきくんはFoghat大好きだというし)
 ブルースベースのハード・ブギーが彼等の身上で、その一芸で70年代に5枚のゴールドアルバムと2枚のプラチナアルバムを残しています(要するにほとんど全部)。
 ただ当時のオールドウェイブ・バンドの例にもれず、パンク/NW以降は時代の流れに付いていけず徐々に失速。1985年にいったん活動を停止してしまいます。

 なんて冷静かつ客観的に書いてはいられません。だってめちゃくちゃ大好きなんだもの、フォガット。初めて音を聴いたのはFool For The Cityの頃。それから30年、こりゃだめだと思う時期もあったけど、フォガットの新作が出れば迷わず買い、一時ツアーに明け暮れた時期もじっと新作が出るのを待ち続け、20世紀最後の復活にはとても感激していたのに。バンドの創設者で、シンガー、ギタリスト、ソングライターだったロンサム・ディブは 2000年の2月にガンで亡くなり、バンドとしてはそこで一区切り。

歴代のメンバーを年代順に列挙しておきます。

1971-1975
 Lonesome Dave, Rod Price, Tony Stevens, Roger Earl

1975
 Lonesome Dave, Rod Price, Nick Jameson, Roger Earl

1975-1980
 Lonesome Dave, Rod Price, Craig MacGragor, Roger Earl

1980-1983
 Lonesome Dave, Eric Cartwright, Craig MacGragor, Roger Earl

1983-1985
 Lonesome Dave, Eric Cartwright, Rob Alter, Roger Earl

1986-1990
 Eric Cartwright, Craig MacGragor, Roger Earl, Eric Burgeson

1990-1993
Roger Earl's Foghat
 Roger Earl, Eric Cartwright,Dave Crigger, Billy Davis,

Lonesome Dave's Foghat
 Lonesome Dave, Riff West, Rod Price, Eddie Zyne, Bryan Bassett

1993-1999
 Lonesome Dave, Rod Price, Tony Stevens, Roger Earl

1999-2000
 Lonesome Dave, Bryan Bassett, Tony Stevens, Roger Earl

2000-
 Roger Earl, Tony Stevens, Bryan Bassett, Charlie Huhn


コメント

このブログの人気の投稿

サム・フィリップス♀

Fire and Rain - 旅立ちの時

Foghat 1st