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People Are Strange / Echo & The Bunnymen

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正月に実家のLP類をせっせとリッピングしていたら出てきた12インチシングル。 1988年にEcho & The Bunnymenがリリースしたもの。 曲はザ・ドアーズの「まぼろしの世界(People Are Strange)」。 プロデューサーは本家レイ・マンザレク。 1988年に、ドアーズの本質的な後継者とも言われたバニーズが、レイ・マンザレクと一緒に、まぼろしの世界をカバーした。 という事実だけでも凄いですね。 で、このシングル、実は「ロスト・ボーイズ」という映画のサントラからのシングルカット。 青春吸血鬼映画という奇妙なジャンルの映画なですが、吸血鬼が格好良い! その吸血鬼のリーダー役が今をときめくジャック・バウワーこと、キーファー・サザーランド。吸血鬼が格好良いというよりキーファーが格好良いんですけど。 なので、サントラやこのシングルは入手難でも、DVDなら簡単に入手できます。 父親のドナルド・サザーランドと違い、「24」までこれぞという当たり役に恵まれなかったキーファーですが、その彼の若かりし頃の代表作ではないでしょうかね。

Thunderclap Newman

Apple/Macintosh/iPodなどの念頭の恒例行事「Macworld」がサンフランシスコで幕を開け、今年のキャッチコピーは「There's something in the air」。 ちょっと古めのロックファンであれば、「あ。Thunderclap Newmanだ! 隠し球で何か革命的な製品またはサービスが発表か!?」と連想してますよね、その歌詞からして。 ちなみに、歌い出しの歌詞はこんな感じ。 Call out the instigators Because there’s something in the air We’ve got to get together sooner or later Because the revolution’s here, and you know it’s right And you know that it’s right いかにも60年代末的な高揚感が感じられる歌詞です。 しかしこのThunderclap Newman、未だにちゃんとCDで入手可能なんですね、素晴らしい。 この唯一のアルバム「Hollywood Dream」はThe WhoのPeteがプロデュースを担当し、Trackレーベルから発売されるという、まぁ当時絶好調のWhoのバックアップを受けた幸せな出発だったんですけどね。 リーダーのJohn 'Speedy' KeenはもともとWhoのローディーだった人なので、その縁でPeteからもバックアップしてもらったり、曲を共作したりしていました。 70年代にソロ作を2枚発表し、もう少し活動を続ければパブロック〜NWの流れにも乗れたんでしょうけどそれも叶わず、2002年に亡くなっています。 当時16歳のギタリストのジミー・マックローはこの後Stone The Crows、Paul McCartney & Wingなどで活躍するも、オーバードゥースで1979年に死亡。Wingsの前ギタリストということもあり、当時はかなりニュースになりましたね。 ということで、悠々たるスタートを切るも、メンバー含めてあまり芳しくない終わり方をしてしまったバンドですが、でもこのアルバムは必聴。 また「いちご白書」でも使われていて、フリーウェイのシーンだったのかな? 映画の時代背景を伝えるにはベスト