投稿

8月, 2007の投稿を表示しています

CocaCola & iTunes Music Store

イメージ
コカ・コーラを飲んでiTunesの曲をもらおうという キャンペーン 、とりあえず当たりました。 今のところ1本飲んで1曲なので確率的には100%。 さて、何をダウンロードしようか。やはり話題のリンゴ・スターかなぁ。

信州上田でSapatos

イメージ
8月25日に信州上田のちょっとした夏祭りに行ってきました。 旧北国街道の町並みを残す「 柳町商店街 」の夏祭りでSapatosがライブを行ないました。 実はボクの実家はこのすぐ近所。実家の両親の携帯をドコモのファミリー割引MAXにする手続きをすべくこの柳町にあるドコモショップへ来て、そのついでに祭りを見物しながらSapatosのライブも見てしまおうという計画です。 柳町といっても200mくらいの通りが残っているだけで、リンク先のサイトなどで様子を見てもらうのが一番なんですが、まぁよくある街づくりというかそういうものの一環かと。ここに構える歴史ある造り酒屋とIターンのそば屋のオヤヂ辺りが仕掛人かな? でも信州とはいえ、上田は盆地なので暑い! しかも午後3時から。Sapatosのお二人+パーカッションの西田さんも直射日光をモロに浴びてかなり大変そう。ぶっ倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが(笑、無事演奏も終了。 ボクは1セット見ておひねり入れて家に帰ってしまいましたが、この後夜からはそのそば屋の二階で大騒ぎ・・それじゃ山下洋輔か、そば屋の二階でボサノバライブを行なったそうです。

訃報 富樫雅彦

イメージ
ここ数年はほぼ引退状態だった富樫雅彦さんが亡くなりました。 キャリア開始が非常に若かったので、日本のジャズ史のあちこちに顔を出しますが、実はまだ67歳。ジョン・レノンと同い年ですね。 写真は1975年のSpiritual Nature。 一般的に最高傑作あるいは代表作と看做されているアルバムです。 最高傑作には違いないが代表作かと言われるとちょっと違うかなと思いますが。 富樫さんのライブを観たのは実は1回だけ。 もう20年前になるのかな。スティーブ・レイシーらとのトリオでツアーした時。その時点ですら、富樫雅彦のライブを体験できる・・・というのはかなり貴重だったように記憶しています。 富 樫さんを含むトリオでの演奏と、スティーブ・レイシーのソロ演奏と二日続けてライブをしたのか、まずソロで1セットやってから場所を変えてトリオで演奏し たのか、記憶が定かでないのですが、とにかく夏の菅平でレイシーを体験し、富樫を味わうというフリージャズ堪能の日を過ごしたことだけは良く憶えていま す。 と書いていて思い出して来た。このトリオのベースが若いフランス人で、レイシーのソロの後に印象を話し合ったんだ。だから、レイシーのソロ、富樫を含めたトリオという順番ではなかったかな? ともあれ、長年にわたり日本のジャズの最先端を突っ走ってきた・・というよりほとんど孤高とも言うべき活動で、彼の天才を理解できるプレイヤーも日本にはほとんどいなかったようにも思えますが、これでやっとその孤独からも解放されるのかもしれません。 60年代のジャズプレイヤーの例に漏れず、富樫雅彦の60年代も典型的な破滅型ジャズミュージシャンだったようです。決してその人を貶めるつもりはありませんが、「事故」で下半身不随になったというのも本来は「事件」として語られるものであることを追記しておきます。

夢のひと/松村雄策

イメージ
本日8月22日は松村雄策のアルバム3作が復刻再発されてます。 会社の帰りにHMVで買ってこようと思っていたのだけど、思ったより仕事が長引き断念。 こんなもん、誰が買うんだ!? と思うけど意外と人気あるみたいでして、ディスクユニオンでは3枚まとめた松村セットを売り出すみたいだし、サイン会も開催するらしい。 まぁ、「あなたがわかってくれなかったからぼくはとってもさびしかった」とか「あなたに沈みたい」なんて70年代の日本の「普通のロック」としては最高ですからね。ただ逆に今さら買うのは恥ずかしいような気もする・・・ 根が演歌や歌謡曲で大人になってからロックに目覚めたような人(実は多数派)はどうしても肩肘張ったロックになっちゃって聴いたり観たりすると痛々しいものがありますが、こういう骨の髄からロックな人は当然のように「普通のロック」が演れるんですよね。 さて、「夢のひと」ですら再発されるんだから、次は自滅回路の発掘かイターナウ(EterNow ) の再発ですね。待ってます!

Bickershaw Festival 1972

初めて知ったのですが、1972年にサイケ系バンドを集めた野外フェスティバル「Bickershaw Festival」というのが英国で開催されていたんですね。 3日間にわたって開催され、大雨と泥まみれの辺りはウッドストックみたいだったようですが。 大トリはGrateful Dead。その他の出演者はN.R.P.S., The Kinks, Incredible String Band, Country Joe McDonald, Donovan, Brinsley Schwarz, The Flamin' Groovies, Dr.John そして Captain Beefheart & His Magic Band。 1972年のマジック・バンドって黄金のラインナップじゃん!! Rockette MortonにRoy Estrada, それとElliot IngberにArt Trippたち。 実際に観てきた人の話によると演奏は最高だったようですし、客先にいたロンドンの学生ジョン・メラー君も生涯観た中でも最高のコンサートだったと絶賛していたそうです。 (ちなみにジョン・メラーは後にThe Clashを結成しジョー・ストラマーと名乗る・・・) まずはこの時のCDがリリースされました。とりあえず注文中ですが待ち切れず・・ 一足先にリリースされた英国では、演奏最高音質最低という評価がされているようです。でもこの黄金期のMagic Bandの音源なんだからあまり贅沢を言ってはいられないと思いますけどね。 Bickershaw FestivalのDVDも今月末に(本国で)リリース予定。 これまた賛否両論みたいでして(笑、映画のWoodstockやワイト等のドキュメンタリーを想定して買うと酷い目に遭うぞという評価から、あの時の雰囲気が伝わってくる最高じゃぁという評価まで様々。 とりあえずお値段次第で買ってみようかなぁです。今のところ日本のAmazonでは買えないみたいだし。

We'll Never Turn Back / Mavis Staple

Staple SingersのリードボーカリストであったMavis Stapleの新作「We'll Never Turn Back」。 本国ではずいぶん前に発売されているのですが、日本盤もようやくにして今月末発売の模様。 このアルバムタイトル、アルバムジャケットからして、往年のソウル、それも公民権運動盛り上がる時代のソウルを蘇らせるかのよう。 ジャケットを開くと・・・Mavisの父親Popsがマーチン・ルーサー・キング牧師と並んで映る写真が目に入り、否応でもこのアルバムのコンセプトが何かを訴えてきます。 曲は基本的にトラディショナルとRy Cooderとの共作曲。Ry Cooder!? 実はこのアルバムのプロデューサーはRy Cooder。バックはRyとJoachimのCooder親子、その人脈でジム・ケルトナーなど。 音の方は強力なルーツ系R&B、ゴスペル。Staple SingersやMavis/Princeの音とはちょっと違い、もっと真っ黒系。 むしろRy CooderのBop Till You Drop辺りの音を思い浮かべ、Bobby KingのボーカルをMavisに置き換えてもらえると判り易いかもしれません。 21世紀にこのような強力で正統派なR&B〜ゴスペルアルバムが出てくるとは。もちろん良い意味で驚きですが。 でも逆に、21世紀になったのに心ある人々が未だにこのような公民権運動の流れを汲むメッセージ色が強いアルバムを出さざるを得ないアメリカの現実というのがあるのかもしれません。

太陽と戦慄

むぅー、太陽と戦慄収録の名曲「Easy Money」がTV-CMに使われている・・ 例によって何のCMか不明。 豊田の自動車のCMです。車名は不明(というか興味ないので憶える気がない)、オダギリジョー(?)が出ているやつです。 クリムゾンというと「21世紀の精神異常者」がCMが使われたことがあって、そもそもこんなタイトルの曲をCMで流して大丈夫かと余計な心配をしたものです。 せっかく「イージー・マネー」を使ったのだから、例のボヨョ〜ンというフレーズのところを使って欲しかったなぁ(笑 クルマのCMというと、往年のホンダのCMでクラプトンが使われたことがあり、あの時は「おぉ〜、CMでクラプトンの曲がかかっているよ〜」と大騒ぎ(笑 結局ホンダのCMというのは判ったのですが、車種が何だったかは誰も憶えていない・・・それほどCMでロックが使われるのが珍しい時代もあったのですよ。 そういえば、欠陥車ばかり作る3菱自動車がドミノスの「Layla」を使っていたこともありましたね。あのCMはシリーズモノだったかな? お嫁に行く娘が最後に父親と欠陥車でドライブに行くというシチュエーションのものがあって、でも父親の姿を出さない、しかも曲はLayla。 知っている人が見れば、お嫁に行くので不倫相手のパパと清算するのというシチュエーションにしか読めないCMでした。