Foghat 9th
1979年の「Boogie Motel」
基本路線は前作を踏襲していますが、残念ながら前作ほどの緊張感はありません。毎回あれほどのタイトな音を出していたのでは疲れちゃいますからね。人間関係も緊張しそうだし。
とはいえ、これも決してレベル以下というわけではありません。
Paradise Alleyのような、デビッド・リンドレーも真っ青な美しいスライド・ギターをフィーチャーした曲もあれば、Somebody's Been Sleepin' In My Bedみたいなこれまで通りのブギロックもありで、これまたヒット。
でも時代は確実にパンク/NW時代な訳でして、たぶんFoghatが何も考えず自分達の音楽を演って、なおかつそれが売れたというのはこのアルバムが最後になってしまいます。
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