投稿

8月, 2008の投稿を表示しています

Blogger's in trouble

なんか本日8月6日の夕方からBloggerの挙動が変ですね。 具体的には、blogspot.comで提供されているブログのページ右上に表示される「サイン・イン」などの表記が全て英語になってます。 またエントリーをポストしようとログインすると管理画面が全部英語。 日本語の入力は通るし、日本語の表示も今のところ問題ないのですが、気持ち悪いですね。 日本時間では夕方だけど、米国ではちょうと8月6日の0:00時頃からこうなったようにも思えるので、何か日付関係の処理で不具合があるんじゃないかと思いますが。 まぁこういう時は「気にしない」ということで。

Music SNS

イメージ
Last.fm、無料の楽曲ストリーミング開始。350万楽曲を用意 えっと、これは先月のリニューアル時からの話しですよね。 まぁプレサービス期間が終わり、正式なサービスとして開始したということかな? 音楽系のSNSはLast.fmとiLikeとMySpaceにアカウントを持っているんですが、アクセス頻度はLast.fm > iLike >>>> MySpace という感じですね。 Last.fm もiLikeも自分が聴いた曲をトラッキングしてくれるのが素敵。 iLikeのはiTunesに寄生する形でインストールされるのが嫌でインストールしていなかったので、これまでは主にLast.fmのscrobblerを使ってました。 なので Last.fm のプレイリストをみると自分がどんな奴なのか怖いくらい判ってしまいそうで可笑しい。 iLikeのはSNSとしての濃さはないんだけど、その代わりミュージシャンの情報が充実しているのが好きで、状況や気分に応じてLast.fm と iLikeを使い分けています。MySpaceは結局お子様インディバンドと出会い系ばかりで使えねぇって感じだし。 音楽や映像のストーリミングはどうしてもライセンス問題が絡むので米国外への送信不可とかレーベルによって送信不可とか制限があるのは判るんですが、Lasf.fm にこれまで日本向けストリーミングが無かったり、逆にiLikeはどこでも平気でストリーミングしてくれたりで、どういう線引きがされているのか意味不明。 でもこれで正式にLast.fmもiLikeもストリーミングできるようになったのは喜ばしいです。 ただDownload購入する場合はアフィリでiTunesなりHMVへ誘導するみたいなので、日本のiTMS、HMVで購入可能になっているか、あるいは購入できない場合の導線をどうするかといった使い心地の点で差が出てくるのでしょうね。 あ、それとiPhone用クライアントだ。 iLikeの方はWebアプリだしまだまだ機能不足だけどiPhone対応しているのに、Last.fm のクライアントが日本では公開されていないのが気になります。いずれ出てくると良いのだけど、ライセンスなどの問題で日本版公開ができないとしたら嫌だなぁ。 でもそこら辺も万全の対応をしてもらえると、iPhoneはiPo

Phish on Internet Radio

イメージ
iPhone/iTouch用のインターネット・ラジオ用アプリには興味があったんだけど、あまり3G網に負担がかかることはしたくないし、かといってWi-Fi環境でしか使えないアプリを有料で買うのもなぁとスルーしてました。 が、孫社長がまだまだ余裕発言しているのを見てこちらもポリシー変更。 Tuner Internet Radioを購入、インストールしました。 自宅でiTunesを聴く時はラジオを聴く機会が多いんですよね。選曲しなくてそれなりの曲がかかるので楽だし。 とりあえずこれで外出時でもWi-Fi環境、3G環境問わずラジオが聴けるようになりました。 さっそくiPhone片手にラジオを聴きながら花火見物に出かけましたが途中で雨。ヤバい、iPhoneは雨に弱い!! 弱気になって花火はあきらめ自宅に戻り、Tuner Internet Radioのブックマークをせっせと作成。 だいたい聴く局は決まっているのだけど、3G環境で128Kbpsのストリームはきつそうだし、かといって32Kbpsだと音質が・・・ということで一局づつ実際の3G環境下で聴いてみて適切なレートを選んでブックマーク。 こういう作業は自分的には徹夜しても気にならないくらい楽しいものなので、2時間くらいかけてブックマークが完成しました。 iPod Classicには自分のLP/CDコレクション数千枚分が入り、iPhoneではお好みのラジオが聴け、もうこれからの外出時には耳が8個くらい必要ですね(笑 ちなみに、ブックマークの先頭は Phish の公式ラジオLive Phish Radio(http://radio.nugs.net:8002)なんだけど、ビットレートが高すぎて3Gでは聴けない場合がありそう。 しかし、PhishとかDeadとかダラダラ聴けて、ライブ音源がうじゃうじゃあるバンドってラジオとの親和性高いですね。 いくら聴いても飽きないし、何回聴いても同じ音源が出て来ないのもある意味すごいです。

Eastern Promises

デビッド・クローネンバーグ(デビクロ)の最新作、実質的にはヒストリー・オブ・バイオレンス以来2年振りの「イースタン・プロミス」を観てきました。 90年代はなかったことになっているらしいデビクロですが、前作の「ヒストリー・オブ・バイオレンス」とこの「イースタン・プロミス」。ヴィーゴ・モーテンセンと組んだこの2作で完全に「巨匠」になりましたね。 昔の「スキャナーズ」みたいなB級SFのグロ描写が今や人間の業をリアルに表現する為の人体破壊描写に繋がっていることは明らか。 やはり昔の「デッド・ゾーン」や「フライ」での、冷酷な運命に対峙する人間を冷静にでもシンパシーを持って描く、いかにもカナダ人らしい感性も健在。というかさらに深みを増しているし。 またヴィーゴ・モーテンセンという、一般的には指輪物語の馳夫(aka アラルゴン)役で有名だけど実はXのエクシーンの元夫、という派手ではないけど危ない人間を表現させれば当代一のパートナーを得たこともデビクロにとっては幸運でしたね。 さて、「イースタン・プロミス」はロンドンのロシアン・マフィアを巡る物語だけど、それに関しては特に社会的なメッセージがあるワケではない。 チェチェンに対するロシア政府の弾圧・・・とかいう話しは抜きに、やはりチェチェンマフィアは怖いぜという感覚的な怖さを訴えるための過激な人体破壊シーンとか、格闘シーンとか。これ、ダメな人はダメでしょうね。ボクもそういうシーンは生理的に受け付けないんだけど、人間の持つ暴力性や業の深さを表現する一手法でもあるので、これはもう目を瞑ってでもスクリーンを見つめていなければなりません。 ゴッドファーザーシリーズを思いおこすような神話性をも漂わせる人物たちとストーリー。余韻すら残さずに終わらせる潔さ。ストーリーテラーとしても映像作家としてもここ2作でクローネンバーグがより大きな存在となったことを感じさせるフィルムノワールでした。 ボクの好きなナオミ・ワッツがヒロインで出演。この人はデビューが遅かったせいもあり、流行のアラフォー的な佇まいや歳を感じさせる肌の感じとか、演技なのか地なのかわからないんですが好演してます。 またロシアンマフィアのドンのオカマのバカ息子がバンサン・カッセル。ボクの好きなモニカ・ベルッチの旦那なんですが、この人はリュック・ベッソンの「ジャンヌ・ダルク」であの青髭ことジル