Foghat 6th

1976年には6枚目となる「Night Shift」を発表。
ナイト・シフト=夜勤なんて、ホワイトカラーな職業には全然関係ないすからね、もうアルバムタイトルからして労働者階級(笑

ですが、このアルバムはおそらくフォガット初の問題作。
これはプロデュースがEdgar Winter GroupのDan Hartman。はっきり言ってこいつがいけない。音が売れ線に寄り過ぎです。
曲も演奏も決してパワーダウンした訳ではないのですが、滑らかすぎるアレンジやガッツが足りない録音が... もちろんアルバムが売れていたことには変わりありませんが。

Al Greenの「Take Me To The River」なんて曲も演っていますが、これはアイディア一発物で、残念ながら面白くもなんともありません。

思うに、ダン・ハートマンはエドガー・ウィンターところの番頭でして、雑食性ハードロックのエドガーとの組み合わせだと、そのアレンジャーとしての才能やポップソング・ライターとしての才能を発揮できて懐刀として機能したんでしょうけど、ハードロックでもどちらかというとシンプルで泥臭いブギに真骨頂を発揮するフォガットとは食い合わせが悪かったんでしょうね。

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