Foghat 後日談
はい、これがフォガットサイトのツアーのライブ・アルバムにして今のところFoghat最後のアルバム「Road Case」です。
(King Biscuitシリーズを除く)
ライブは相変わらずのテンションです。もっとも、実物を観たことがないので想像ですが(笑
でもこのライブCDで聴ける限りでは全盛期と変わらぬテンションです。
しかし2000年2月にLonesome Daveは癌で亡くなってしまいます。
結局生のライブを観る事はかないませんでしたが、今後も彼とFoghatの残した音源がどんどん出てくるでしょうし、噂のライブの片鱗だけも味わえる音や映像も発掘されると思います。Lonesome Dave がいないFoghatを買うことはもうないでしょうが、彼の居た時代のFoghatについては、たぶん出れば即買いということになるのでしょうね。
そう、Lonesome DaveとRod Priceの両親分に隠れ忘れられがちががプロデューサのNick Jameson(一時期ベーシストとしても参加)は元々はBeasvilleのハウスエンジニア兼プロデューサーです。BeasvilleにはTodd Rundgrenという花形がいたので、彼の方はあまり目立っていませんが、SparksやP.Butterfield意外なところでChris Smitherなどのアルバムで名前を見つけることができます。
Foghatが80年代にBeasvilleを離れてからの消息はよくわかりません。唯一1986年にMotown(!)からソロ・アルバムを出しています。ジャケット写真からすると彼に間違いないと思います。中身はAOR寄りのホワイトソウルです。
最後にフォガットのディスコグラフィを記載しておきます。
70年代と90年代はどれを最初に聴いても絶対後悔することはないと思います。
ちなみに1999年のKing Biscuit Flower Hourはテンションの高いライブ演奏が聴ける好盤です。
が、同じ内容の「Hits You Remember Live」あるいは「Live 2000」というCDがちゃんとしたレーベルから出ています。
ボクは知らずに買ってしまい泣きをみましたが、買うならFoghatの意志として発表した「King Biscuit Flower Hour」を。
Discography
1972 Foghat (1st Album)
1973 Foghat (Rock & Roll)
1974 Energized
1974 Rock And Roll Outlaws
1975 Fool For The City
1976 Night Shift
1977 Live
1978 Stone Blue
1979 Boogie Motel
1980 Tight Shoes
1981 Girls To Chat & Boys To Bounce
1982 In The Mood For Something Rude
1983 Zig Zag Walk
1994 Return Of The Boogie Men
1998 Road Case
1999 King Biscuit Flower Hour
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