ムーディ勝山
土曜の午後の昼下がり、ぼけっとTVを眺めていたら、突然非日常の世界へ引きずり込まれてしまった。 引きずり込んだのは ムーディ勝山 。 なっ何なんだ、この芸は。 60/70年代ムード歌謡歌手のルックスはまぁ分かる。 ベタなメロディもまぁ分かる。 まるで意味不明というか意味なんかない歌詞もまぁ分かる。 で、これが合わさって得体の知れない正体不明のパワーになっている。 最近は日常の続きみたいな、自称「芸」ばかりでとても相手にしてられないけど、こういう一発で人を非日常のハレの世界へ引っ張って行ってくれるのは好きだなぁ。一発屋で終わらず末永く意味不明な芸を続けて欲しいものです。 今日、一番ウケたのは「ムード俳句」。季語の代わりに「ムード」を入れるんだそうで。 鳴かぬなら ムードを出せよ ホトトギス ムードってそういうことかよ!