ブレイブ・ワン


金曜日夜にジョディー・フォスター主演の「ブレイブ・ワン」を鑑賞。
ジョディに関してはもう絶対観る。

映画のテーマは・・・うーむ2007年のタクシー・ドライバー。
1977年のトラビスと2007年のエリカは動機も結末も異なるけれど、社会に対する恐怖と不安そして都市の狂気を描いたところは全く同じ。
奇しくもタクシー・ドライバーで重要な役を演じたジョディーが30年後(!)にこのような映画に出ることには因縁を感じるますね。

ただ監督がマーチン・スコシージとニール・ジョーダンですからね。レッドソックス対楽天イーグルスみたいなもので勝負になってません。

まっニール・ジョーダンも職人なのでそれなりの絵にはなっているけど、細部の詰めが甘い甘い。
特にラストなんかどっ白けもいいところですって。刑事コロンボでなくてもあの程度の細工は見破ってしまいますって。
エリカが最初に銃を使う場面、場末のドラッグストアで図らずも・・・というのは完全にタクシードライバーへのオマージュ。ただその後の展開は犯罪映画として落第だなぁ。

ジョディーフォスターあるいはジョディの演技を堪能したいのであればお勧め、タクシードライバーとの対比を考えながらアメリカと、現代社会を考えたい人にもお勧め、純粋に映画として楽しみたければもっと良い映画はいっぱいあるよ・・・という映画でした。

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